こどものころにポルターガイストを体験した話

OTHERS

夏だからね、こういう話もいいんじゃないかな?

最近よく見るYouTubeチャンネルに

【ファンキー·中村怪談バラエティ】Ghost Contents

っていうがあるんです。

ふとしたきっかけで後輩から教えてもらったの。

これがねー、面白いのよ。こわおもしろい。

まぁ、怪談ですからね、怖いんですけど、急に怖い映像を出してきて驚かす、みたいなことはほぼなくて、ファンキー中村さんが語るのを横でパウチさんって人が相槌を入れるっていう、一見平和な感じなんですけど、その語る内容っていうのが人から聞いた話じゃなくて、ほとんどファンキーさんが体験してるっていうのがすごい。すごいっていうか凄まじい。

体験談だから凄まじくリアル。目の前にその光景が浮かび上がる。

体験してなきゃあんなリアルに話せないでしょ。素晴らしいよ。

「でもさー、人がそんなに心霊体験するってあるの?俺、そんなにないよ?」

なんて後輩に言ったあとに話したのが、俺が小学生のときに体験したポルターガイストの話。


その夜は自分の部屋で机に向かって一人で勉強してた。

机の横には食器棚を流用した本棚が置いてあった。食器の代わりに本を入れてたってこと。

もともと食器棚だからガラスの引き違い扉がついてて、部屋の窓が開いてると入ってきた風で揺れて「カタカタ」って音を出すこともあった。

そのときも、ふと気がついたら、カタカタいってた。

でも夜だったから部屋の窓は閉まってたのね。

「え?じゃなんでカタカタいってんの?地震?」

振り返って部屋の真ん中の照明のひもを見た。

揺れてない・・・。

まったく揺れてないし、俺の体も揺れを感じていない。

「え??じゃなんであのガラスはカタカタいってんの??」

て思った次の瞬間ー

「ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタッ!!」

ってすごい音をたてはじめた。

「えー!?なにこれ???」

怖いっていうより、唖然。呆然。思考停止。わけわからん。

結局、ガタガタがカタカタになって、その後何事もなかったように静かになるまでただただ見てた。

で、そのあと隣の部屋にいた両親に「今、地震あった?」なんて聞きに行って、そんな「あったよ」なんて言うわけないのわかってたけど、一応聞いて、また部屋に戻って、本棚?食器棚?の周りに異常がないことを確認して、で、どうしたんだろ?そこまでしか記憶ないや。


よくある「ポルターガイスト」みたいに皿が空を飛ぶ、みたいなこともなくて、現象としては大したことないんだけど、大人になった今でも原因が考えられなくてね。なんだったんだろ?あれは。

こうして書いてみると怖くもないしさ。

でもね、夢とか想像とかじゃなくてほんとに体験してるんだよね。

幽霊が揺らしたのかどうかはわからない。でも間違いなくあの本棚は揺れてた。激しくね。

ちなみにその部屋は鉄筋5階建の4階の404号室。

部屋番号に4を2つもつけるってある?不吉すぎません?Googleで見たらもうなくなってたけど。

ま、あとにもさきにもその本棚が揺れたのはその一回だけだったけど、弟が割烹着を着たお婆さんを目撃したり(あの本棚の隣に置いてあった椅子に座ってたんだって)、家に遊びにきた友達が、誰もいないはずの部屋に人影を見たり、まぁ、そこそこありましたよね、不可解なことが。あの部屋には。

なんて話を後輩にしたあとに、「結構体験してるじゃないですか。俺なんか一回もないっすよ」って言われて、「ああ、そうか。“ある”か“ない”かじゃなくて、0か1か10か100か1000か、ってそういうことか」って思って、ファンキー中村さんの話は全部信じることにしました。

っていうか中村さんの話は自然に信じちゃう。だってほんとにリアルなんだもーん。

【ファンキー·中村怪談バラエティ】Ghost Contents

みなさんにもぜひ見てもらいたいな。

 

眠れなくなってもしらないけどね。

OTHERS
スポンサーリンク
chachamaruをフォローする
CHACHALINK!