うちには3匹の猫がいます。
長男はネロ、16歳くらい。
次男はミルク、3歳かな?
三男はチャチャ、2歳くらい。
みんな、もらいっ子です。
三男のチャチャがうちに来て数週間、ふと見ると。
前歯が抜けてる!!
なんかの病気?
慌てて病院に行って検査をしてもらいました。
結果は・・・。
「猫白血病ウイルス感染」。
ん?何それ?
「発症したら高確率で死にます」
え?そんな!!
でも発症しなきゃいいんでしょ?
うん、大丈夫大丈夫。
自分に言い聞かせながらその日は帰りました。
その2日後・・・
チャチャの呼吸がいつもより荒い気がする。
体温も高い気がする。
まさか!?
すぐ病院に向かいました。
検査が始まり数十分、先生に呼ばれ診察室に入ると目の前に血のようなものが入ったトレーがおかれました。
「チャチャちゃん、発症してます」
トレーの中のものはチャチャの胸に溜まった水でした。
「このまま何もしなければ余命は3日です」
え?どういうこと?そんなにすぐ死んじゃうの?だめ!やだ!そんなの絶対やだ!
「なんとかなりませんか?」
「今の医療では完治させることはできません。苦しみをやわらげながら余命を少し伸ばすのと、抗がん剤治療をして数ヶ月の延命を図るのとどちらにしますか?」
こんな言葉じゃなかったと思いますが、動揺が激しすぎてそんな風にしか聞こえませんでした。
「もちろん抗がん剤治療!!」
「もしうまく行ってもウイルスが体の中から消えることはありません。いつか必ず再発症します。心の整理をつける猶予期間を作る、ぐらいのものですがいいですか?」
いいも何もこのまま死なせられないよ。
チャチャはそのまま入院。
我が家の闘病生活は始まりました